住宅会社の現場見学会は、大きく分けて「構造見学会」と「完成見学会」の2種類あります。それぞれの特徴は、建築途中の現場か、完成した現場かの違いとなります。
【現場見学会(構造・完成)で共通してわかること】

- 建てた大工さん(棟梁)から直接こだわった箇所を聞くことができる
- スタッフの対応(あいさつ・笑顔・身だしなみ等)を確認することができる
- 住宅会社の社長の顔・理念・モットーを確認できる
- それぞれの住宅会社の強み(弱み)を聞くことができる
※住宅会社によって知り得る情報が異なることがあります。
それでは、それぞれの見学会を見ていきましょう。
【構造見学会】

家づくりの基本性能に関わる部分を確認できる見学会。
構造見学会では、以下のことがわかります。
- 家を建てる上で、一番重要な骨組み(構造)を見ることができる
- 完成したら見えなくなってしまう場所を見ることができる
- 設備配管(給水・給湯・排水)を見ておくことで、将来のメンテナンス 時の対応方法を確認できる
- 各箇所の構造金物の取り付け方法がわかる
- 通気・断熱などの工夫点がわかる
- 現場の清掃状態がわかる
- その他
※住宅会社によって、知り得る情報が異なることがあります。
【完成見学会】

引き渡し前の、すぐに住める状況の家が確認できる見学会。
完成見学会では、以下のことがわかります。
- どのような設備を使い、いくらくらいで建てられるかがわかる
- ②標準とオプションといった工事の違いを、目で見ながら確認できる
- 毎回の現場で、どのような創意工夫がされているのか今後の参考になる
- 理想と現実のギャップを埋めることができる
- 実際に家を建てた施主の声を聞くことができる
- その他
※住宅会社によって、知りえる情報が異なることがあります。
「現場見学会」に参加することは、とても大切なことです。なぜなら、現場はウソをつきません。見学会に足を運ぶ回数を重ね、希望を叶える住宅会社を見つけましょう。
家づくりが成功する現場見学会の過ごし方
住宅会社の特徴は?
各住宅会社は、色々な強みを持っています。例えば、自然素材の家づくり、設計力を活かしたデザイナーズ住宅、節約を重視したオール電化…など、その会社の特徴を知っておきましょう。自分の希望する住宅を実現してくれるかどうか、価格はそれに見合った金額なのかを、直接聞いて確認を取っておく必要があります。
標準の工事とオプションの工事

現場見学会は、お施主さんの家を借りて行うケースが多いものです。お施主さんが違えば建てる家も違いますので、標準工事やオプション工事に違いが出てきます。
どこまでが標準でどこからがオプションかを、各住宅会社にその場で直接聞かれると良いでしょう。そうすることで、その会社がどのくらいの金額の家づくりをしているかがわかります。
自分の家と見比べる
自分の家との使い勝手のよさ、リビングの広さ、水まわり、家具の配置、これから住む家族の人数を比較すると分かりやすいと思います。
資料をもらって帰ろう

様々な住宅会社の見学会に行くと、どの会社がどんな家を建てているのか分からなくなってしまいます。
ですから、もらえる資料はもらっておき、その後の家族会議で資料を並べながら見比べると、それぞれの住宅会社の特徴が見えてきます。価格は? 仕様は?などなど。
また、ニュースレター等の無料情報を定期的に送ってくれる住宅会社もあります。そのようなサービスを申し込まれるのもいいでしょう。
モデルハウスに惑わされるな

基 本的に、モデルハウスは建物自体を大きく作っています。なぜなら、たくさんの来場者が訪れる訳ですから、体格の大きな人がリビングですれ違ったりした時に、肩が当たらないようにしてあったり、テレビが置いてなかったり、ソファーを小さくしたりしている場合があります。何よりも大きい方が、見栄えが良いですからね。
インテリアコーディネーターにたくさんの予算を与えた中で、きれいなシャンデリアや見たことない高そうなクロス、置いてある家具もオーダーで作られていたりしますので、目を奪われて当然なのです。夢は大きいほうが良いとも言いますが、大きすぎるモデルハウスに夢を抱きすぎないよう注意してください。



